頭のよい子を育てる食育?

「頭のよい子を育てる食育」があるかないか、JFCS食育研究所の答えは「ある」です。
そもそも、「頭が良い」とはどういうことなのか、頭=脳の働きについて考えてみましょう。

脳については、様々な研究が行われており、未だ解明されていない部分が多い分野ですが、脳は2種類の脳細胞によって成り立っています。それらは互いに神経伝達物質をやり取りし、情報を伝えて一つ一つの体・脳を働かせているのです。つまり、「頭が良い」とは、情報伝達のスピードが早く、質が高く、量が多いということではないでしょうか。

脳細胞は、大人になっても再生することが分かってきましたが、脳内で神経細胞の分裂が完了するまでの発育状態が、成長後の脳の働きを左右する大きな要因になるといわれています。そして、栄養が子どもの知能や精神の成長に大きな影響を及ぼすとともに、必要な時期に必要な栄養を得られなければ、それ以降、いくら栄養を改善しても脳の発達状態は回復しないことが分かってきています。

shokuiku_table

しかし、必要な栄養を摂取して夜遅くまで勉強すれば頭が良くなるとは限りません。

badcycle

バランスの良い食事を適切な時間にとり、安定した生活リズムを守ってこそ、SMARTな子どもが育つと考えます。

goodcycle