介護食コーディネーター講座 修了者の声
食べる喜びを取り戻させてあげることができました。
私が働いている介護施設では、食事は喉に詰まらないように小さくカットされ、飲み込みやすい食材や汁気の多い料理が出されています。充分に工夫されているとは思うのですが、私たちが普段食べている食事と比べるとお世辞にもおいしそうとは言えないメニューでした。施設の方と相談し、私がこの講座で学んだことを取り入れさせてもらったところ、食事を見た皆さんの顔が笑顔に。見た目にも華やかで、普段私達が食べている食事とほとんど変わらないメニューです。噛み切れるか不安を持った方もいらっしゃいましたが、何の負担もなく食べていました。介護食と聞くと流動食のようなものを思い浮かべがちですが、この講座を通してその考えが間違っていたことを教えていただきました。知識さえあれば、何歳になっても変わらず、食べることを楽しめるんですね。
T.Sさん
介護食に対して、「これでいいのかな」と初めて思ったのは、祖父が入院した時でした。
当時、89歳の祖父にはまだ自分の歯があり、家では家族と変わらない食事をしていましたが入院した途端、いわゆる「流動食」のようなものばかりが出されていました。祖父は食事するたびに、ため息をしていました。この講座では、介護食づくりの調理知識やコツだけではなく、介護の心も学ぶことができたような気がします。高齢者の方たちが、食べることによって効率よく栄養をとることは勿論ですが、食事を通して生きる喜びを実感できることも大切です。今の私なら、祖父を笑顔にできる介護食を作ってあげる自信があります。
K.Sさん
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